夢雲
葛飾区伝統工芸士
西山慎二さんは、昭和27年3月、東京・葛飾区高砂に生まれた東京銀器の鍛金を中心とする銀細工職人である。
銀細工職人の家に育ち、鍛金のみならず彫金や鋳物など多様な技法を学ぶ環境の中で育った。
中学卒業後は父・三郎氏に弟子入りし、昼は工房で修業、夜は都立工芸高校金属工芸科に通い、幅広い金属工芸の基礎と応用を身につけた。
銀器に決まりはなく自由であるという考えのもと、競馬の優勝トロフィーや銀食器、金杯など多様な制作に携わる。
30歳以降はジュエリー会社に勤め、原型制作から修理技法までを習得。
時代の変化により再び伝統工芸の道へ戻り、兄の工房を経て独立。
現在は自身の工房「夢雲」を構え、培った技と柔軟な発想で金属工芸に向き合い続けている。
西山さんの東京銀器へのこだわりは、家業として受け継いできた技と、家族との強い結びつきに根差している。
初めて制作した作品でコンクールに挑み、受賞した際に父であり師匠でもある三郎氏が誰よりも喜んでくれた経験は、銀細工の道を進む確信となった。
兄弟それぞれが東京銀器の職人として活躍する今も、西山さんは自身の工房「夢雲」で鍛金に向き合い続けている。
とりわけ、一枚の金属板を何度も叩き、立体へと成形する「しぼり技法」は、西山家が代々培ってきた真骨頂であり、兄を目標でありライバルと捉えながら技を磨く原動力となっている。また、母校での技術指導を通じて次世代へ技をつなぐ姿勢にも、東京銀器を未来へ残そうとする思いが表れている。自らの作品を高め、良いものを作り続けることこそが、技と精神を伝える最良の方法だと信じる西山さんの姿勢に、東京銀器への揺るぎないこだわりが凝縮されている。
東京銀器は、江戸時代に武具や装身具、日用品として発展した銀細工の系譜を受け継ぐ伝統工芸で、1979年には国の伝統的工芸品に指定されています。
最大の特徴は、純度の高い銀板を金槌で丹念に叩き、形を生み出す「鍛金」を中心とした手仕事にあります。彫金や接合などの技法を組み合わせることで、銀本来のやわらかな輝きと、使い込むほどに深まる味わいが生まれます。
夢雲では、こうした伝統技法を大切にしながら、現代の暮らしにも自然に寄り添う器や装身具、工芸品を制作しています。
装飾性だけでなく、実用性や手に取ったときの心地よさまで考え抜かれた作品は、東京銀器の魅力を身近に感じさせ、日常の中で長く愛用できる工芸として評価されています。
羽根が動く銀のペンダントです。
合計金額が6,000円以下の場合、送料は全国一律700円となります。
夢雲
葛飾区伝統工芸士
西山慎二さんは、昭和27年3月、東京・葛飾区高砂に生まれた東京銀器の鍛金を中心とする銀細工職人である。
銀細工職人の家に育ち、鍛金のみならず彫金や鋳物など多様な技法を学ぶ環境の中で育った。
中学卒業後は父・三郎氏に弟子入りし、昼は工房で修業、夜は都立工芸高校金属工芸科に通い、幅広い金属工芸の基礎と応用を身につけた。
銀器に決まりはなく自由であるという考えのもと、競馬の優勝トロフィーや銀食器、金杯など多様な制作に携わる。
30歳以降はジュエリー会社に勤め、原型制作から修理技法までを習得。
時代の変化により再び伝統工芸の道へ戻り、兄の工房を経て独立。
現在は自身の工房「夢雲」を構え、培った技と柔軟な発想で金属工芸に向き合い続けている。
西山さんの東京銀器へのこだわりは、家業として受け継いできた技と、家族との強い結びつきに根差している。
初めて制作した作品でコンクールに挑み、受賞した際に父であり師匠でもある三郎氏が誰よりも喜んでくれた経験は、銀細工の道を進む確信となった。
兄弟それぞれが東京銀器の職人として活躍する今も、西山さんは自身の工房「夢雲」で鍛金に向き合い続けている。
とりわけ、一枚の金属板を何度も叩き、立体へと成形する「しぼり技法」は、西山家が代々培ってきた真骨頂であり、兄を目標でありライバルと捉えながら技を磨く原動力となっている。また、母校での技術指導を通じて次世代へ技をつなぐ姿勢にも、東京銀器を未来へ残そうとする思いが表れている。自らの作品を高め、良いものを作り続けることこそが、技と精神を伝える最良の方法だと信じる西山さんの姿勢に、東京銀器への揺るぎないこだわりが凝縮されている。
東京銀器は、江戸時代に武具や装身具、日用品として発展した銀細工の系譜を受け継ぐ伝統工芸で、1979年には国の伝統的工芸品に指定されています。
最大の特徴は、純度の高い銀板を金槌で丹念に叩き、形を生み出す「鍛金」を中心とした手仕事にあります。彫金や接合などの技法を組み合わせることで、銀本来のやわらかな輝きと、使い込むほどに深まる味わいが生まれます。
夢雲では、こうした伝統技法を大切にしながら、現代の暮らしにも自然に寄り添う器や装身具、工芸品を制作しています。
装飾性だけでなく、実用性や手に取ったときの心地よさまで考え抜かれた作品は、東京銀器の魅力を身近に感じさせ、日常の中で長く愛用できる工芸として評価されています。