◎江戸べっ甲の万年筆
本物のべっ甲は、手にした時の感触が温かいといわれます。もちろん、それはべっ甲自身が温かいのではなく、あまりにも熱伝導率が高い素材のため、冬場でも冷たさを感じる前に体温で温もってしまうからです。
だからこそ、かんざしやメガネをはじめとする直接、肌につける装飾品の素材として、古来より、べっ甲が大切にされてきたのだと思われます。
筆記具もまさに肌に触れる道具の一つ。
ならば、べっ甲で筆記具を作ってみようと考えたのが始まりでした。
このべっ甲の万年筆を作るにはメガネの枠にして、6つ分の素材が使われています。
一枚のべっ甲を巻いて仕上げるのではなく、この万年筆は、べっ甲を何枚も重ねて厚みを出し、それを横にくりぬいて作ります。
その証が縦に地層のように走る美しい模様です。
平たく巻きつけるのではなく、べっ甲らしい艶のある丸みを削り出したいという職人のこだわりが、こんな贅沢な逸品を生み出しました。
ペン先には、世界的に定評のあるドイツのシュミット社製を採用しています。
合計金額が6,000円以下の場合、送料は全国一律700円となります。