扇形彫刻 透かし桜
■扇形彫刻 透かし桜
扇形の杉板に桜の図柄を透かしの技法を用いて彫った作品です。
透かしは小刀一本で、一切のヤスリを使うことなく最後まで仕上げる江戸木彫の技法です。
材料の杉板は、木目の景色や木の質など産地ごとに厳選した部位を数年間寝かせ、反りがでないように落ち着かせてから、仕上げていきます。
木目の風景を生かしたシンプルな作りだからこそ、経年による木材の変化が味わいとなり、時を経れば経るほど、見る者の心を惹きつける艶や色合いが深くなります。
そのため新築のお祝い、開店のお祝いなど、長く繁栄することを願っての贈答品としても喜ばれます。
■材 質:杉
■サイズ:(額)横33cm×縦26cm×奥行き13cm(土台部含)